インプラントとは、歯をむし歯や歯周病、外傷などで失った場合に、義歯が簡単には外れてこないように、骨に直接維持を求めた人工の歯のことを言います。従来は歯を失った場合にはブリッジといって、なくなった歯の両隣の歯を削って、ない部分の義歯を支えたり、取り外しの義歯を作っていました。ところが、ブリッジについては失った歯を支える為に両隣の歯を削ることにより、削った歯の寿命が短くなったりすることがあります。当院ではより安全で精度の高いインプラント治療を行うため、ブローネマルクシステムを採用しております。ブローネマルクシステムは、歯科医療先進国スウェーデンのブローネマルク教授により開発・確立されたインプラントです。

インプラントの場合
治療方法とイメージ | 硬い物が噛める | 違和感が少ない | 美しい 仕上がり |
保険適応がある | 特徴 |
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◎ | ◎ | ◎ | × |
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ブリッジの場合
治療方法とイメージ | 硬い物が 噛める |
違和感が 少ない |
美しい 仕上がり |
保険適応がある | 特徴 |
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○ | ○ | △ | △ (材料等に応じて) |
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入れ歯の場合
治療方法とイメージ | 硬い物が 噛める |
違和感が少ない | 美しい 仕上がり |
保険適応がある | 特徴 |
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△ | △ | △ | △ (材料等に応じて) |
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総入れ歯の場合
治療方法とイメージ | 硬い物が噛める | 違和感が少ない | 美しい 仕上がり |
保険適応がある | 特徴 |
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△ | △ | △ | △ (材料等に応じて) |
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- インプラントを埋め込む顎の形や噛み合わせを診査するため、お口の中の型をとります。
- 顎の骨の量や質を検査するためレントゲン撮影、またはCT撮影を行います。
麻酔をかけて行いますので痛みはありません。骨を削りインプラントを埋め込み、蓋を取り付けて粘膜を閉じます。骨の状態によって、術式が異なります。
【1回法の場合】
1回法の手術の場合は、大きめの蓋を取り付け、お口の中にその蓋が見えるようにして手術を終了します。【2回法の場合】
2回法の手術の場合は、一度目の手術の治療期間終了後、粘膜を開けて、大きい蓋に取り替える二度目の手術を行います。- 治癒したところで場合によっては、仮歯を作り、実際に使用していただきながら形態や装着感などを確認します。
- かみ合わせや強度に違和感があれば歯科医師と相談し、本歯の作成に向けてデータを集めていきます。
- 仮歯の装着で得た情報を基に歯並びや色をチェックして最終的な本歯を作製します。
- 作製した本歯を装着し、治療が完了します。
治療が終わった後も、定期検査をしながらきちんと管理していきましょう。